Profile

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原田尚侑(はらだ なおゆき)

環境エンジニア, 一級建築士, LEED AP(BD+C)

株式会社日建設計, CEEL(Computational Environmental Engineering Lab)所属

空間の環境にまつわることを常に思考しています

コンピュータを活用した環境シミュレーションを駆使し、環境をより魅力的にする提案を行っています

建築家や設計者に寄り添い、より魅力的な環境の表現方法を模索しています

経歴

1990.9.17 東京都出身

幼少期から内向的で一人で何かに熱中することを好む。折り紙やピアノなど、手先を使うことが得意であり、一度のめり込むと何時間も没頭するようなタイプだった。また小学生でWindows95に触れ、パソコンの便利さにのめり込み、ワードやエクセルを活用して勉強資料を作成などする。 中学・高校では吹奏楽にハマり、ひたすら部活動に熱中し、部長や指揮者を経験する中で、チームプレーや人をまとめることの困難さを知る。高校では部活では鬼と呼ばれ、クラスでは御大と呼ばれる。ストイックで職人気質な性格はこのころ形成される。

2009.3 早稲田大学高等学院 卒業

当時、TOTO間で開催されていた安藤忠雄の講演会で本人のパワフルさに圧倒される。また、文系・理系、実用・芸術などの様々なものが混ざり合う建築に魅力を感じ建築学科へ進学することを決意。

2009.4 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 入学

学部3年後期の設計課題で帰宅できない日々が続き成果も奮わない中、三分一博志の特集された雑誌JAに出会い衝撃を受ける。環境を丁寧に読み解いた建築に興味を持ち、環境工学を専攻することを決意。

2013.3 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 卒業

2013.4 早稲田大学大学院 創造理工学研究科 建築学専攻 入学

研究室時代は、ダブルスキンファサード、ZEH(Zero Energy House)、エコスクールなどを題材に建築環境工学を学びつつ、環境シミュレーションに興味を持ち始める。修士1年のときに、重村珠穂先生の授業にて、RhinocerosとGrasshopperを活用した環境解析やパラメトリックデザインに触れて衝撃を受ける。修士論文ではそれらのツールを活用し、学校のファサードを提案。優秀修士論文に選ばれ、トウキョウ建築コレクションでも発表を行う。

一方、サークル活動も吹奏楽を積極的に行っており、修士1年生では、全日本アンサンブルコンクールにて全国金賞を受賞する。中学生のころから夢見ていた舞台を10年がかりで達成する。

2015.3 早稲田大学大学院 創造理工学研究科 建築学専攻 修了(指導教員:田辺新一教授)

2015.4 株式会社日建設計 入社

空調衛生設備の設計に従事する。設備設計の奥深さに苦戦しながらも、学生時代に興味を持っていた環境デザインや環境シミュレーションを各プロジェクトでなるべく活用するようにする。また研究活動の中で、コンピュテーショナルツールを活用した環境計画の有効性をまとめ、それらを活用するための専門チームが必要という考えが次第に強まっていく。

2020.1 CEEL(Computational Environmental Engineering Lab)を設立

コンピュテーショナルツールを活用した環境計画・環境シミュレーションに従事する。意匠設計でも設備設計でもない立場に戸惑いながらも、プログラマーや解析者にとどまらず、なるべく設計者に寄り添い提案を共に行なっていくスタイルを目指し、コンペを中心に活動の場を徐々に増やしていく。

2022.1-  DEL(Digital Engineering Lab)に所属

自身の職能に未だ戸惑いながらも、環境設計やClimateEngineeringといった、少しずつ認識されつつあるジャンルを見据え、様々な人とのコラボレーションを通した、豊かな環境の建築をめざして、今日も環境計画・環境シミュレーションを行っている。

TOEIC840

上位(上から):戦略性、内省、慎重さ、着想、最上志向

趣味

コーヒーを飲むこと、観葉植物、ボディメイク